2020.1.22

自分とのつながりを取り戻す。

突然ですが日々の生活を送るなか、急に「なんだか疲れた。。。もう何かがだめ。。。」と
体も心もカサカサになったこと。なりそうなとき。ありませんか。
 

私はあります。カサカサどころか、カッサカサの枯れ木のようになったことが。
そしてそのまま急性腎盂炎になり、人生初の強制入院となったことが。
 
そして、状況は違えど、クライアントさんの中にも
近い思いをされて心もぽっかり「やりたいことがわからなくなってしまった。」と
いらっしゃる方も少なくありません。
 
そんなわけで。今、こころや体が枯れ木寸前で。
 
「このよくわからない疲れはなんだ。」
「”自分のやりたいことを知るには自分とつながること”って聞くけどそれなんだ。」
 
と思っている方へ”自分とつながりを取り戻す”ってどんなことなのか。
 
枯れ木からまた芽を出すには。ということについて書きました。
『心と身体のつながり』と『境界線』という二つの切り口で書いています。
 
自分の所在がわからなくて心細い。という方も大丈夫!
ここからまた流れをつくっていきましょう。
 
 
若木が枯れ木になった所以。私の例で書いてみます。

あれは気力も体力も十分なはずの20代中半のころ。
 
当時、私は出版社で季刊誌の編集に携わっており、
業界的な雰囲気に刺激を受けながら、忙しくも楽しく働いていました。
 
が。デザイン事務所へ原稿を取りに行ったある日の帰り道。
突然「なんか、もうムリ。。」という感じで道の真ん中にぽけーっと
立ちつくしている私がいたのです。
周りの景色はなんだか灰色。なにかがすっからかん。
まるで自分が枯れて小さくなった老木のように感じました。
 
なにが起こったのでしょうか。
 
これは、編集の仕事や会社の体制のせいで。。ということではありませんでした。
 
 
私が私自身の声を聴けなくなっていたのです。
 
 
耳は聞こえていますが、何かが聞こえない。
心が何を感じているのか奥でつかめない。
今、どんな感情なのか。身体は本当に何を必要としているのか。
表面のやり取りはできても、何をしたくて、何をしたくないのか。
そういうことがモヤがかかったかのようにわからなくなっていたのです。
 
 
「こんなに近い自分のことなのに。することはたくさんあるのに。。」
 

絶望というか戸惑いといいますか、なんとも言えない気持ちになったのでした。
 

それは単に体が疲れていたのではなく、なにかもっと大事なものが
内側からなくなってしまったようなぽっかりとした感じでした。
 

そんな風に私の気力や体力を一番に枯れさせていたのはなんだったのか。
 

それは「人との関わり」でした。
 

正確にいうと、関わった相手がとんでもない人だからということではなく、
 
「関わり方のパターン」からくる自分の接し方や過ごし方で
「私はこれが好きなんだ。」「したくないんだ。」などの
シンプルな気持ち、自分らしい選択、いきいきとした感覚。
などから
 
『離れてしまったこと』
 
が自分を消耗させていたのです。
 
離れてしまったものというのは
”いのちがもつ輝き・生命力”と言ってもいいものかと思います。
これは考えて出る言葉や行動ではなく、ただ「うん、これが好きだ。」とか
「なんかいやだな。」という理由なしに、身体で選べてしまうもの。
自分にフィットしている感覚などで”動物的な部分”とも言えるでしょう。
 
現代に生きる我々はニンゲンであると同時にヒト科の哺乳類!でもあるので、
感じたり直感的だったりする『動物の部分』と
知性的な『ニンゲン』の部分とどちらも持ち合わせているのです。
 
このバランスが崩れたり、塞がれたりしたときに
ヒト・動物・自分らしさから離れていきます。
自然ないのちの流れが阻害されるからです。
 
少し大げさになったかもしれませんが、
たとえば私の枯れ木プロセス(笑)で
「らしさが塞がれる」をみるとどんな感じかと言いますと。
 

服の素材感を出さなければいけない撮影で、
カメラマンに編集者として意見を伝えなければいけないとき。
 
「すみませーん、もう少しセーターの柔らかさが
見える感じとかお願いしまーす。」
 
とはならず
 
「これを言ったら相手がどう思うか。怒らせないか。怒られないか。」
が気になり言えない。撮るべきカットを撮れない。
 
「ああ~~」と思いながら編集部に帰り、
案の定必要なものが撮れていなくて編集長に怒られる。
自分を責める。(くすぶる・引きずる。)
 
撮り直しでカメラマンにお願いをするときも
「ああ~~迷惑をかけてしまう。」
「だめ編集者と思われる。。」と落ち込む。
(引きずった落ち込み+ここでのしょんぼり。)
 

逆に、伝えられたとしても言い方を考えに考えて
 
「あのぉ、すごく良いんですけど、あの、も少しこう、
服の素材感とかわかりやすいといいかな?みたいな?
…どですかね、えへへ。」
 
みたいな気を使いに使いまくって後でぐったり。
言われるほうも
「気ぃ使うのわかるけどそれよか再撮のほうが迷惑だ。
要件おさえてくれ。」
だったかもしれません。笑
 

こんな風に
 

・言いたいことが言えない
・思ったことが消化できない
・感じたものを受け止められない
(一人で抱えてしまう)
 

など我慢や閉じ込めることが重なると、、
そんなときの心は?
姿勢、呼吸の様子などはどうなるでしょう?
すでに枯れ木の気配です。
 

同僚は同じカメラマンさんにもさらっと
一言で終わらせているのに、かたやこの様子。
 
この違いはなんなのだろう。。と思い、
「私が考えすぎだからか。不器用だからか。。」と、またそこで
自分の性格を責め、落ち込む。というループに入っていました。

 
こうなると自分のことを「私はイケてない。」と思うので、
そんなダメな自分は信用できず
「自分はどう思うか。どうしたいか。」よりも
「相手はどうしたら大丈夫か。場を収めるには何が正解か。」
を優先したり、外に正解を求めるようになります。

 
これが自分自身や”らしさ”と離れ、外に重きが置かれ
内が空っぽになっていく。。という枯れ木プロセスです。

 
…このような流れの中にいれば、だんだんと
自分とのつながりを感じられなくなります。
というより”感じるわけにいかなくなる。”
というのも自然ではないでしょうか。
 
であれば、ここからはどのように自分への信頼を取り戻したり
自分もいたわっていくか。ということですよね。
 
それには小さなステップとして
「自分にとっての快・不快はなんだろう?」ということから
はじめて見るのもいいかもしれません。
 
また、後からじわじわでもいいので感じたことには
「本当は、~~したかった。」
「本当は、~~って言いたくなかった。言ってほしかった。」
など自分の本音を、少なくとも自分でキャッチしておく。
そのちょっとの受け取りは思った以上につながり感をもどしてくれます。
 
ぜひ、小さな握手からはじめてみてくださいね。
今日書きました「自分とのつながりを感じられなくなる。」というテーマは
『境界線』という切り口も関係しています。
 

以前の記事☆では
「繊細な人は怒りの感情を抑えがちになって、
きちんとしたり良い人になったりする結果、気疲れをしてしまう。」
ということを書きましたが、境界線は”繊細な人”だけに限らず、
多くの方にも当てはまる概念といえるでしょう。
 

 
境界線は自分と相手との適切な線引をして、互いが心地よくつながれる大切なもの。
 

自分のことがよくわからない。良い人の役をしがち。
気を使いすぎてぐったり。という方は
 
 

・自分ができることと相手ができること。
・自分がすべきことと相手がすべきこと。
・自分がしたいこととしたほうがいいと思っていること。
 

などの境界線を意識することで
なにか無自覚に繰り返していたものがみえるかもしれません。
 

自分の無意識のパターンに気づいたら、取り組んでいくこともできます。
 

まずは自分のあるあるパターンとそのとき、境界線はどうなっているか?
小さな握手と併せて、こちらもぜひご覧になってみてくださいね。
 
 

ここでお知らせになるのですが、NOが言いにくいという方。
自分とつながる感覚を知りたい!という方へ。
おすすめのワークショップが二つありますので案内をさせてください。

 
 

1)『声とこころのワークショップ』
音楽家太田美帆と心理カウンセラーKeeによるワークショップです。
 

実際に体を使っての発声。という動作やそれがこころにどう良いのか。
などを体験していただきます。(歌は歌いません。)
 

太田美帆は坂本美雨さんのディレクションや
去年のラグビーワールドカップ開会式へ参加するなどして活躍している音楽家です。
 

自分とのつながり。まずは声を出す・響かせることから始めてみませんか。
(予約の取りにくい麻生要一郎さん謹製お弁当付!)
 
■2月12日(水)10~13時 渋谷駅徒歩10分
■8000円(お弁当はお持ち帰りもできます。)
■残り2名様
ご参加ぜひお待ちしております。
会場の詳細はお申込み後にお知らせしております。
ワークショップ詳細はこちらを御覧ください>>

 
 

2)『境界線セミナー』

 
こちらも
「自分のやりたいことを見つけたい。」
「いつも良い人、使われる人はもう疲れた!」
「私は私のままでいたい。」
 
という方の役に立てる内容となっております。ご参加ぜひお待ちしております。
 
■3月31日(火)13~16時 渋谷駅徒歩10分
■8000円
■10名様
境界線セミナーの詳細はこちらを御覧ください>>

 

自分は自分のままでいい。そんなくつろぎに戻っていきましょう^^

半澤久恵

セラピスト/AROHAM Holistic Healing Salon主催

英国Holistic Healing College ホリスティックヒーリングカウンセラー
一般社団法人ハートレジリエンス協会 OAD心理セラピスト
Somatic Experiencing®中級修了
JMET認定 EFTトレーナー

「より楽に生きる」ための心身へアプローチするセッションを提供。
個人セッションのほか、セミナーや講座で心理学やセラピスト養成なども行う。
 

20年ほど心身の探求をしながら、アロマセラピスト→ボディワーカー→心理カウンセラー
→すべて統合した今に至ります。百人百様の心身に、そのときの最適なものを提供するスタイルです。今でも完成形ではなく、かと言って足りないでもなく。。
変化し続ける生命の現れに触れながら、その動きの不思議さに魅了され続けています。

私自身の生きづらさから始まった、ヒト・人生・生きることへの研究は深めれば深めるほど豊かな世界を広げてくれます。

ストレスや苦しみ、病気は一見ネガティブだったり、排除したくなる感じかもしれません。けれど、その真裏にはそれ以上の希望や夢、愛、などがあって。「生命の本質ってこっちだったのだな。本当にいろいろ大丈夫だったのだな。」ということがわかってからは、そのことを分かち合いたく、日々セッションやセミナーを通してご一緒しています。

心や身体のつっかかりが取れて。一人ひとりが伸びやかに過ごす。心地よく在る人が増えていく。そんな世の中ってどうだろう!と鼻がふくらむ毎日です。
いろいろな形で世界中に心地よいが増えていきますよう。

好きな言葉:「こころは自由に 身体は軽く」「自然はその理に従う」


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