2020.9.23

マインドフルネスとトラウマの葛藤。そしてできること。

こんにちは。半澤久恵です。
 
今日は
 
『マインドフルネスがなぜか苦手、
うまくできない。という人がちょっと使いやすくなる』
 
ということでマインドフルネスとトラウマについて
書いてみたいと思います。
 
 
世界に大きな波が来るたびに、
心に静けさを。自分の中に穏やかさを見出そう。
と私たちは『マインドフルネス』的なものに
触れる機会がありました。
 
今は生活の中にスタンダードとして
取り入れている方も多いのではないでしょうか。
 
マインドフルネス。
 
今この瞬間に目を向けること。
浮かぶ気持ちを観ること。
身体で感じていることに気がつくこと。
 
その「ただ観る」という批判のない視点に、
普段しがちな自分へのバッシングと
真逆の性質をみているのかもしれません。
 
・ジャッジメントをしない
・ただ眺める
・起きていることをそのまま受け入れる
・共感
・受容
・許す
 
これらは書くとシンプル。そしてもっとも。
そして、そうありたい!
 
けれど。
 
これの
 
・do
・be
 
がどんなに難しいことでしょう。笑
 
 
私たちは誰だって穏やかでいたいし、
機嫌よくいたいし、自分にも他者にも
優しく、ときに力強く接していたい。
 
「そう在りたい。だけど難しい」。
 
こういう葛藤は大なり小なり
感じることではないでしょうか。
 
そしてこういう葛藤や矛盾があっても日々は過ぎていき、
心にあったモヤモヤもそれとなく気にならなくなる。
そんなことを繰り返しながら生きているのかもしれません。
 
でも。
 
消えたと思ったけどうっすら残る心の重さがあるとき。
 
「もう何度も繰り返しているし、
いい加減これの正体を知らねばならぬか」
 
というような気持になるとき、ありませんか?
侍調になりましたが。
 
そのときにマインドフルネスが役に立った!という方と
いまいちできない。わからない。
むしろ具合わるくなった。という方も
中にはいるかもしれません。
 
今回はその「マインドフルネスがなぜが苦手、うまくできない」を
トラウマの視点から書いています。
 
で、早速ですが、
マインドフルネスをその効果のままに進めるには
ざぶん!と一気にモヤの中に入らない。
ということが助けになります。
 
なぜならこのモヤ自体が
けっこうな思い・感情・感覚・自分の歴史の集積で
できているからです。
 
そこにはいわゆるトラウマも含まれているときがあります。
 

そしてここがマインドフルネスを取り入れたい自分と、
内にあるトラウマエネルギーとの葛藤になるところです。
 
 
「自分の感覚に目をむけ、起こっていること、
感じていることを、ただ眺める」
 
 
という
 
身体の感覚を気づく、感じる
 
というのは感覚と距離を保ち、眺めることができれば
その脅威・衝動に飲まれることはありません。
 
けれど、そもそもトラウマ的なショックは
『身体の体験』であり『身体に残った未消化の衝動』でもあります。
 
だから、ある時それ以上の苦痛を感じないために、
感じるというセンサーを閉じた方にとっては
あらゆる感覚を感じること自体が負担になることもあるのです。
(身体は最善をなしてくれているけれど、
頭の理解と身体の反応がずれるところ)
 
 
こうして感じることや表現することをやめた
身体や心はどんなことになるでしょうか。
 
 
苦痛を感じないぶん、ほかの喜びやエネルギーのある怒り、
情熱、共感、慈愛、そのような人間ぽさ全部も
遠くになるかもしれません。
 
それは少しもったいない気もします。
 
というわけで!
これからマインドフルネスというツールを
安全に使っていくためのポイントを
いくつかご紹介してみたいと思います。
 
今まで「感じるの苦手」「眺めるのができない」と
思っていた方は何か使いやすそうなものがあったら
お試しいただければと思います。
 
 
ーマインドフルネスが苦手な方がちょっと使いやすくなるポイントー
 

・感覚に目を向けるときには
「ちょっと」だけ。短時間だけみる
 
・自分の“なんとなく”の快、不快を知る
 
・「ちょっと」という練習をしたいときにする
むりしない
 
・安心できる誰かと行う
(感じることが苦手、難しいということを伝え、
インストラクターなどがいるヨガやワークショップに参加するなど)
 
・できない、わからないを責めない
 
・受容できない、感謝できないときも丸々OK
 
・湧いてくる思い、感情、感覚を
空に浮かぶ雲、よこぎる鳥のように眺める
(それは過ぎてゆく)
 
・感覚に目をめけようとする初めに
足の裏、両手などを意識し、
この日この場所にいることを自覚する
 
・目を開けたままで行う
 
 
ひとまずはこのようなところでしょうか。
 
他にも下準備として
 
◇タッピング(EFTというセラピーの一部)
>>動画4分 
 
◇バタフライハグ(両手をクロスして自分を抱きしめる感じ)
>>動画3分45秒
 
浅井咲子さんの本「今ここ」神経エクササイズ
載っているワーク

などをしながら感覚に慣れたり、
抵抗そのものを緩める、というのもいいかもしれません。
 
 

いずれにしても、強い不安や抵抗を感じるときには
セラピストやボディワーカーと一緒に取り組んでみる。
というのもおすすめです。
プロの伴走者がいるとそのプロセスを安全に進めることができます。
私もよくお願いしています。
 

カラダ・マインド・いのちを併せて。
豊かで安全な感覚と一緒に
世界を楽しんでいけますよう!
 
楽しい秋をお迎えください。
 
 

=お知らせ=
〇ブログ:こころと身体をつなぐセラピスト 半澤久恵
WSのお知らせなどはこちらに載っています。
 
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半澤久恵

セラピスト/AROHAM Holistic Healing Salon主催

英国Holistic Healing College ホリスティックヒーリングカウンセラー
一般社団法人ハートレジリエンス協会 OAD心理セラピスト
Somatic Experiencing®中級修了
JMET認定 EFTトレーナー

「より楽に生きる」ための心身へアプローチするセッションを提供。
個人セッションのほか、セミナーや講座で心理学やセラピスト養成なども行う。
 

20年ほど心身の探求をしながら、アロマセラピスト→ボディワーカー→心理カウンセラー
→すべて統合した今に至ります。百人百様の心身に、そのときの最適なものを提供するスタイルです。今でも完成形ではなく、かと言って足りないでもなく。。
変化し続ける生命の現れに触れながら、その動きの不思議さに魅了され続けています。

私自身の生きづらさから始まった、ヒト・人生・生きることへの研究は深めれば深めるほど豊かな世界を広げてくれます。

ストレスや苦しみ、病気は一見ネガティブだったり、排除したくなる感じかもしれません。けれど、その真裏にはそれ以上の希望や夢、愛、などがあって。「生命の本質ってこっちだったのだな。本当にいろいろ大丈夫だったのだな。」ということがわかってからは、そのことを分かち合いたく、日々セッションやセミナーを通してご一緒しています。

心や身体のつっかかりが取れて。一人ひとりが伸びやかに過ごす。心地よく在る人が増えていく。そんな世の中ってどうだろう!と鼻がふくらむ毎日です。
いろいろな形で世界中に心地よいが増えていきますよう。

好きな言葉:「こころは自由に 身体は軽く」「自然はその理に従う」


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