連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
2018.9.21
浜松・わかば鍼灸整骨院の、ひないじ みきです。
酷暑スイッチが切れたみたいに、がたんと涼しくなりましたね。
いかがお過ごしでしたか。
きょうはちょっと熱く、こんな話を。
■ 患者さんに教えたらあかんで
13年前、わかば(私の治療院)を開院するとき、
仕事の大先輩が、
「この体操、患者さんに教えたらあかんで」
と言いながら、教えてくださった体操があります。
何故なら、
「保険診療で来る患者さんが
この体操をまじめにやったら、
あんたんとこ来る必要がなくなるから」。
わかば、開院当初は、
保険診療のみの整骨院だったのですが、
保険診療って、どうしても
患者さまのおカラダに直に触れるのは
10分前後。
そして、どちらかといえば
対症療法寄りの施術にもなりがち?
「この体操は、カラダを根本から、
深部筋から、作り直せるから。」
という形で再開してからは、
お教えしています。
はい、ジムのトレーニングや
通常の筋トレでは活性化できない、
深部の筋肉もしっかりしますよ。
何故かというと、
めまいや耳なりの治療に使われる、
足の少陽胆経(というツボのルート)を、
第2動作で活性化するから。
私たち現代人は、
パソコン・スマホ・液晶画面漬けで、
ざっくり言うと、
目と脳がいつもカッカと過敏なのね。
全身の「氣」が、
アタマに上がってのぼせているのです。
言ってみれば、お風呂のお湯の熱さが、
お湯の一番上にあつまっているような状態。
この体操は、足の指をしっかり使うので、
アタマに上がった「氣」が足先まで下ろせます。
なので、脳の余計な緊張がとれ、
眠りやすくなります。
以前お越しくださった患者さまが、
この夏の酷暑でヘトヘトになり、
おしっこも、
ピンク色になってしまったのだそうです。
これは、病院に行かなくちゃ…、
と思っていたのだけど、
この体操を教わったのを思い出して、やったら、
「なにか施術を受けたのかしら?」
って思うくらい、カラダがしっかりした。
そしたら、
おしっこの色もキレイになってしまった。
そんな連絡をいただきました。
はい、
この体操は、全身の経絡を活性化しますが、
特に、第3動作は、
腎臓と膀胱の経絡に働きかけますから。
通常は、施術のオプションメニューなのですが、
どうしても、これだけでも身につけたい!
という方は、
特別にセルフケアレッスンを承りますので、
ご相談ください。
ひないじ みき
鍼灸師、柔道整復師、鍼灸教員資格。
静岡県の浜松で、整体とお灸を主にする治療院をしています。
施術もブログも、シンプル・明るい・中庸なものが好きです。
・・自分ではそのつもりなので、患者さまから「マニアック」と言われると、コレ普通でしょ??と驚くときも。
インターネットとの接触を最小限にする生活も、模索中。
ブログ:『福』が生まれるカラダづくり