連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
2018.9.29
こんにちは。
浜松・わかば鍼灸整骨院の、ひないじ みきです。
前回記事の末尾でお話しました、
わかばおすすめの、
いちばん効率のよい
足指グーパーのやり方
<< ダイジェスト版 >> です。
■ ポイントは4つ
① 足幅は、腰幅
② ひざを曲げて、カカトで支えて
つま先を浮かせて行う
③ 指先だけでコチョコチョやらない
足の甲の関節からしっかりグー&パー!
④ 片足ずつ行う
この4つが、前回記事の
『患者さんに教えてはいけない体操』の、
キホン。
ひとつずつご説明していきますね。
シロウトのイラスト、ご海容ください。
① 足幅は、腰幅で
テレビを見ながら、とか
仕事中に机の下でこっそり、とか、できます☆
この形だと、
足首の関節の構造を活かした動きができます。
また、股関節を曲げて
膝を引き上げるカタチで行うので、
その動作の筋肉も活性化します。
また、時々、カカトが足首に
めりこんでいる方がいらっしゃるのですが、
(歩いたり走ったりは普通にできるので、
ご自覚がないことも多いです)
それが改善しやすくなってきます。
手ではありません、私の右足です。
13年やりこんでいます・笑
そして、パーっとね。
指だけでなく、
足の裏の筋肉もつかってやることが大事。
最初からカンペキにできなくていいです!
私も、この形に曲がるまで、11年かかっています。
今でもパーは完璧なカタチにはできません・笑
グーパーをはじめた最初のときは、
思うように動かないし、
もうホントにしんどくて、2~3回やっては休み、
4回やっては休み・・・
という感じでしたよ。ホントの話。(^_^)
あしゆびが、思うように動かなくってもいいのです。
「動かそう」として、意識を向けるだけで、
カラダは喜んで、
あなたが気づかない部分から、
変化をはじめます。
④ 片足ずつ行う
両足いっぺんにやっても、もちろん効果はあります。
ただ、片足ずつ行って、
その都度、ひとつの足を意識して行うほうが、
集中しやすくなり、
動作が丁寧になり、
効果の密度があがります。
また、片足ずつやることのメリットは、
効果を実感しやすいこと。
ためしに、
片足だけ10回~20回やったあと、
両手をグーパーしてみてください。
グーパーした足と同側の手の疲れが、
とれているはずですよ。
効果をもっと確認するならば、
片足だけやったあと、
▪︎立って歩いてみるのもおすすめ。
▪︎口角、目尻、眉尻、頬のラインなどを
比べてみるのもおすすめ。
(お顔はもちろん、全身がリフトアップします)
ビフォー・アフターの変化がわかりにくくても、
何回か、変化の確認を続けていると、
確認眼が育ってきて、違いがわかるようになりますよ☆
■ 仕事中、まいにち
デスクの下でこっそりやった方は・・
このお写真は、ここ数年間、
毎月お越しくださるかる患者さまです。
9月のご来院時、
施術前に鏡の前でおからだをご一緒に確認したら
左右差もねじれもないし、
体幹は引き締まってくびれているし、
とてもお綺麗なプロポーションなんです。
思わず、
「あの、もう施術終わってるみたいなんですけど」
って言っちゃいました(^▽^;)
「なにかなさってましたか?」と伺ったら、
「会社の冷房対策で、毎日仕事中に、
こっそりやってました、足指グーパー♪
それだけです」
とのこと。
私も改めてビックリ。
ほかにも、20年以上前に競技用の自転車の事故で
大腿骨の骨頭下骨折をされて、
片方の脚が1.5センチほど短くなり、
ひょこたん、ひょこたんと歩いていらした方が
足指グーパーを続けられたところ、
脚の長さが揃い、
ふつうに歩けるようになった、というお話を
先日伺いました。
足指グーパーは、
『患者さんに教えてはいけない体操』の
キホンなのですが、
グーパーだけでも、凄いね!
■ じぶんでは自覚できない効果って、あります
足指グーパーは、前述したように、
毎回のビフォーアフターでも違いは出るのですが、
いろんな患者さまを拝見していると、
自然な変化だと、
自分では自覚できないことって、多いのです。(*^_^*)
この患者さまのように
「気がつけば」、「そういえば」、
「言われてみれば」、よくなっていた、
というペースで改善する、
ということが、とても大事です。
こういったペースでの変化は
身体に負担をかけませんし、
安易にもとに戻る、ということがないのです。
■ 三日坊主も毎週やれば、立派な習慣
へ続きます。
ひないじ みき
鍼灸師、柔道整復師、鍼灸教員資格。
静岡県の浜松で、整体とお灸を主にする治療院をしています。
施術もブログも、シンプル・明るい・中庸なものが好きです。
・・自分ではそのつもりなので、患者さまから「マニアック」と言われると、コレ普通でしょ??と驚くときも。
インターネットとの接触を最小限にする生活も、模索中。
ブログ:『福』が生まれるカラダづくり