連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
Touch for World代表・パーソナルセラピスト 小松ゆり子 です。
「Magellan」では、五感至上主義者&セラピストの視点から「明日を選ぶ羅針盤」となるあれこれを綴っています。
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人は、ただ一生懸命生きている。
それだけなのに、生きているだけでうっかり身につけてしまうものがたくさんある。 身体には生きてきた道のりが刻まれている。
そんなしがらみを全部とり外して、本質的な自分を再インストールする。 そのために、心や魂のメタファーとしての身体にアプローチする。
それが、私が「ヴァイタル・タッチセラピー」で意図していることです。
関節を解放するムーブメントやストレッチングを多用し、ディープティシューのアプローチで深く切り込む「動」の時間と、ただ「触れる」だけで内側から自発的にゆるむのを待つ「静」の時間。
その「静」と「動」の繰り返しが、まるで「あの世とこの世の境目」に自分が存在しているような、不思議な領域に連れていく。
未来の自分をサポートするエネルギーがある精油を選び、たっぷりのホホバオイルと、温められた石とともに身体の隅々まで塗り込める。
身体の抵抗を感じる部分から、なんらかの記憶や感情を感じることもあるかもしれない。 もうそれらが必要なければ、今安全な場所にいることを感じて手放していく。
温かい石に全身を埋められたときには、ただただ心地よく眠ってしまうかもしれない。
花束の代わりに煌めくクリスタルで身体を彩り、小さな死のような眠りから目覚めたときには、きっと細胞から新しい自分になっている。
そして、まるで生まれて初めて目を開けたときのように、世界を見る。
生まれたての、自分。
これから何を選んでもいい、自由な自分。
単に身体を良くする、ということだけではなくて。
そんな生まれたての自分に戻る儀式として、セラピーを受けてみるのも良いのではないかと。
「儀式を行う、のではなく、あなたが儀式そのものになるのです。」
ストーンメディスンを教わったとき、ネイティブアメリカンのシャーマンが何度となく言っていた言葉。
一年の終わりの禊セッション、体験してみてください。
心と身体、魂をつなぐ120分間の濃密なオイルトリートメント。
植物の力、鉱物の力、そして人の手の力が全てあわさった禊のようなセッションです。生まれたてのまっさらな自分に再会したい方におすすめ。
■スクールはこちらから
https://touchforworld.amebaownd.com/
小松 ゆり子
Touch for World 代表/パーソナル・セラピスト/五感至上主義。音楽レーベル宣伝部プロモーターを経て、自然療法の世界へ。現代人の「身体性」を取り戻すこと、「心と身体、世界をつなぐ」をテーマとし、南青山のアトリエ「corpo e alma(コルポ・エ・アルマ)」を中心にセラピーやセミナーを行い、執筆、監修 も多数。東洋的な押圧とロングストロークやストレッチングを多用し、植物や鉱物の力をフュージョンさせたオリジナルメソッド「ヴァイタル・タッチセラピー」を提唱し、密度の濃い「パーソナル」なスタンスでオーダーメイドの施術を行う。音楽、カルチャーとセラピーを融合するイベントも多数開催。趣味は世界の癒しに触れる旅。