2019.7.25

心身の健康のためになにか「ひとつ」するとしたら。

呼吸

本日、六本木にある三井不動産のシェアオフィス、

ワークスタイリング東京ミッドタウン様で登壇させていただきました。

 

 

お仕事終わったあとも心身の健康について学ぼうと思う方がこんなにも

いらっしゃるなんて!みなさん熱心で驚きます。

 

とてもステキな時間を経験させていただいて私もとても学びになったのですが

今日のうちに1つだけシェアを。

 

「心と体の健康のために、

1つだけ何かをするとしたら?」

 

というような問いを参加者の方から頂きました。

 

 

そう、メンタルのためにもフィジカルのためにも

やったほうがいいことっていっぱいあるのを、もうみなさんご存知。

むしろ情報過多で、

「じゃあその中で何やったらいいの?」

を選ぶことが、難しいんですよね、分かります。

 

このご質問、ちゃんと答えようとしたらどうしても個別のヒアリングが

必要になります、

が、

誰にでも有効なこと、を「ひとつだけ」あげるとしたら。

 

 

わたしはこうお伝えしたい。

 

「息をしてください」。

 

 

・・・してますよ?って言われますよね、笑。

はい、生きていれば、みんな息をしています。

 

 

でも「息をしよう」って思っていて欲しい、

そのためにまず「息をしている」ということに気付いて、

呼吸に意識的になっていって欲しいのです!

 

息をしている、ということに意識が向くと、

不自然に浅くなっていた呼吸は、より自然な呼吸に自己調整されます。

 

正しい呼吸をしよう!

とか

息が浅いのをなんとかしよう!

 

と、意識的にやることは、実はそんなに、いいことが起こりません。

(少なくとも持続的な効果は期待しにくいです)

 

「息をしている」ことに「意識的になる」と言う習慣ができると、

まず身体の感受性が高まります。

思考モードから、身体モードにスイッチが切り替わることで、身体のインテリジェンスが

発揮されやすくなります。

 

現代人の心身の健康にはこの、鈍っている身体知性にアクセスする機会を増やす、ということが

一番有効だと実感しています。

 

そのために出来ることは、ソマティックの領域でたくさんあるのですが

まずは

「息をしていることに気付く」ことから。

 

これが、気付くと息を詰めている・・という時間を短くして行くことに繋がります。

 

コントロールしようとするのではなく、

身体の状態に「意識を向ける回数を増やす」ことが、ゆっくりでも確実に健康を育てていきます。

 

(逆に言うと、外側の世界にばかり注意が向いていいて、身体に意識を向けなさすぎることがあらゆる「不健康」につながっていっているのです、実はね。)

 

 

呼吸はすべてのパフォーマンスと心身の健康の土台ですから、まずは呼吸の平均値を

より自然で楽なあり方に優しく整えてあげることから始めてください。

 

ということで、

「息をして」!^^ 

 

 

寝る前にはこちらがオススメですよ☆

寝る前の”ストレッチポール”

 

 

 

都内のオサレオフィスに行くときも、いつも一緒のコイツ。

今日も大人気でした。

そして一緒に登壇させていただいた先生のご実家がおもちゃ屋さんで(!)

たくさん仕入れられることになりました、笑

 

小笠原 和葉

ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー 
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

http://pbm-institute.jp/