連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
今年の夏休みは、小学3年のムスメと「なるべくべったり過ごす」をテーマにした夏でしたが、
楽しくも・・疲れました、笑
仕事も終日の講座を8回やり、個人セッションも継続の方だけいくつかお受けして、その空いた時間をムスメに捧げていたら、気づけば「余白なし」状態で終始自分のペースを見失う一月ちょいを過ごしました。
はれて学校も始まりまして、いったん気が抜けて寝込んだ後、鮮やかに再起動して今日はヨガへ。
初めてのクラスに参加してみたら、久しぶりにゴリッゴリのフィットネス系のヨガでした。
ちょっと前だったら、これはヨガなのか?とちょっと渋い顔をしていたかもしれない。
いえ今日も開始20分ぐらいまでは、
「ヨガの定義とは・・・」
に思いを巡らせていましたが、
懐かしいヨガを始めた頃にやっていたアシュタンガヨガを思い出すような、考える間がないほどのグイグイっとカラダに負荷をかけるポーズの連続でひさびさに汗だくでした。
そもそも先生に、「いわゆるヨガの先生っぽさ」がない。
これもダイバーシティというやつでしょうか、最近はこういうヨガ臭のうすい先生も
(注:ヨガ臭とは、タイパンツ・エスニックなアクセサリーなどをまとう・うちでもお香を焚いてそう・ゆったりした背側迷走神経な雰囲気、等々を表す私の造語です)
チラホラお見受けするようになりました。
多様性とは、そのカルチャーの成熟の度合いをある程度表すことなので良きことと思います。
なにしろ、テンポもトーンも、ヨガっぽさはなく、ヨガのアサナを使ったフィットネス?的な75分。
でも、呼吸をしながら(←これがあればヨガですね)グイグイと体を伸ばし、ねじり、飛んではねているうちに、最近久しく味わっていなかったモードにシフトした瞬間がやってきました。そして汗の匂いが・・なつかしい臭さ!(失礼💦)
昔、まだまだ病弱だった頃、アシュタンガヨガで激しく動くと、えも言われぬ老廃物の匂いの汗をかいていたことを思い出しました。この匂いはその時の匂いだ。私のカラダに、一体何が、笑。
倒れていた2日ほどしっかり休んでいたのが功を奏したのか、夏休みでムスメのエナジーをチャージしていたのが功を奏したのか、カラダもよく動いて、気分爽快!力がみなぎってきました。
たっぷり刺激を入れて、身体を通して神経系を揺さぶったので、凍りついてたどこかが溶けたのでしょう。
仕事では「副交感神経モード」を使うことが多いので、自分でやるヨガもついついじっくりしたトーンに寄ります。
だからたまにこういう「手持ちのカードにないトーン」の中に自分をおいて思いっきりその枠を外すのも悪くない、
いやむしろとってもいいなあ!とすがすがしく汗みどろで帰って参りました。
動き方も習慣も生活のリズムも考え方も、
ついつい「手持ちのカード」で行ってしまうことが多くなる、それが大人というもの。
たまには外部刺激の力を借りて、動揺するくらい、思いっきりそのパターン外のところに自分を持っていくのもよいものですね。
この系の刺激、必要かもしれないと思ったので、このクラスをあと2回予約してきました。
そうそう、3月にtokyo-yogaのChama先生と、KINETICOSの佳織さんをお迎えしてお届けしたMagellanイベントのものすごいテキストが上がってきました。
まもなくこちらの連載をスタートできるよう準備を進めていますので楽しみにお待ち下さいね。
こんな情報を読めるのは多分ここしかないと思います。テキストにもない!
私もうなりながら校正を進めています。
小笠原 和葉
ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。