2019.9.22

セルフコンパッションから始める

コンパッション

「人々が持つ痛みを減らしたい」という切実な願いが私の中にあることに気づく。
  
そのためには何ができるのだろうと感じると、
  
まず痛みのない自分で世界を見ること、だと返ってきた。
(・・・どこから?^^)
  
生きている限り、すべての痛みが癒やされることはないだろう。
 
だから結局は、いつでも自分の痛みをすくい上げ、ジャッジなく存分に感じそれを慈しむ、「セルフコンパッション」から始めるしかないのだといういつもの結論。
  
向き合う、というような肩に力が入った関係性ではなく、
赤ん坊が遊ぶのをほんのりと見守っているような眼差しで
自分をみつめること。
   
自分の中の声にならない声に正しい名前を与えることが出来たら、もしかしたらもう、人の痛みを減らしたい、などと
思うこともなくなるのかもしれない。  
  
荒ぶる思考の向こうに、聞かれることを待っている
私の声に耳を傾ける。

小笠原 和葉

ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー 
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

http://pbm-institute.jp/