2020.3.31

【編集長からのお礼】特集記事無料公開のお知らせ!

いつもはフィギュアの世界選手権にうもれながら迎える誕生日、今年はいつもと違う日常の中で迎えました(3/25)。
       
たくさんのお祝いのメッセージやコメントをありがとうございました。

私からも感謝を込めてみなさんにプレゼントさせていただきたいものがあります。
  
けれどその前に、私たちが一番恐れているものについて話をします。
  
私たちがほんとうに恐れているもの。
それはコロナでもロックダウンでも経済悪化でもなく、
「死」
ではないでしょうか。
  
私たちのあらゆる恐れは、究極的には「死」につながっていると言われます。
    
けれど、一見相矛盾するのですが、
ここ最近、企業や、今までのボディーワーカーのフィールド(?)とは違うところでお仕事をさせて頂く機会が増えて一番強く感じていることは、
  
「みんな、死について考えたいんだ」
  
ということでもあります。
驚きとともに、だからこその「身体」という視点の意味にも改めて気付くのです。
  
この2年ほど、月に一度学ばせていただいている、 藤田 一照 (Issho Fujita) さんによる「臨床家のための無心のマインドフルネス研究会」で、数ヶ月前に伺った「Lifeの3層」のお話。  
  
私たちのライフには3層ある。
ひとつは「生活」のレベル。
ほとんどの人の意識はここにある問題解決に向けられる。
(そして今、私たちが右往左往しているのはここに起こっている変化への対処ですよね)
  
その下には「人生」という層がある。
今起こっていることを、個々のレベルで捉え直すと新しい「意味」が見えてくるかも知れない。
実際私の周りには、ずっと前からより大きな社会レベルでの本質的な変革に本気で取り組んでこられた方が多く、このピンチを通り抜けることがその新しい機会への道となると、より大きな視点からの「意味」を見出そうと活動されていてとてもインスパイアされます。
  
生活の層が目指すのは「wealth(富)」、人生の層にあるのは「意味」。
  
そしてその下には、いのちの層がある。
  
ここから見ない限り、私たちは本当に安らぐことはないのだと、それがLifeの3層のお話で私が一番胸に響いたパートでした。
  
みんなほんとうは「いのち」について考えたい。
けれどそれを「適切に」考える考え方を教わっていない。
それを、宗教や特定のイデオロギーを経由せず、安全に、それぞれのいのちに触れながら考える場もない。
  
だから一度そのような場を設定出来ると、
重たいと言われる話題にも関わらず、
ほんとうにみなさん、生き生きと表情が輝いてまさに「生命エネルギー」が場にフローするのを見てきました。
  
死について考えることは、いのちの層から、生命エネルギーを感じること。
社会の中で負っている役割ではない、属性ではない、何の名札もはられていないただの「わたし」としてここにあること。
  
そしてその層にいたら、ほんとうは「わたし」は肉体で区切られた存在ではなく、他の生命と本質的な分離はないということ。
    
ソマティック・身体性の大きな役割って、
身体をしっかり感じることで逆に、身体を超えたエネルギーを
感じることなのではないかしら。
    
どうしよう、すでに超長い💦
    
  
昨年のイベントから実に一年越しの連載になってしまった、
Chama Mamoru Aizawa 先生と、 Kaori Tani 先生との対談特集、「生きて死ぬ私たちの”元気”」のこと。
  
ようやく最終回を公開できます。
わたしの仕事が押せ押せでこんな時期になってしまったのですが、押した意味があったというか(強引、笑。いやでもほんとに)、今まさにここでみなさんに、一人でも多くの方に読んでいただきたいコンテンツだと、アップに際して読み返して驚きました。 
  
そして、びーん!!とひらめいてしまった☆
    
本来この特集は後半から、有料記事とさせていただいていましたが、私とMagellanスタッフからのお誕生日感謝プレゼント!!!
  
深夜、プロデューサーの 鮫島 未央 (鮫島未央) さんと相談して
無料公開に切り替えさせていただきました。
  
数名の方に、すでに有料記事として購入いただいていたようでした。無料に切り替える前にすでにご購入下ったみなさまには申し訳ありません。
(4月いっぱいまでは無料にさせていただこうと現時点では考えております)
 
もしお読みいただき「よかった!」と感じていただけたら、シェアもしくは、ページ下の「サポートする🎁」というボタンからドネーションいただくことも可能です。ご支援いただけましたらうれしいです。
    
いのち、ってなんなんでしょう。
この記事をきっかけに、
その答えのない問いで、みなさんとつながれたらと思います。
  
わたしも「いのち」について考え続けて、宇宙と身体を探求し続けています。
    
それを考えるヒントと、今このいのちと、「今日の元気」のために出来ることがたくさん詰め込まれた超スバラシイ記事なのです!!!(お二人の先生のおかげですm(_)m)
  
ほんとうに読んで頂くのにこれほどのタイミングはないと
感じています。ライフの3層を、この一つの記事で縦断してください。
    

「生きて死ぬ私たちの”元気”のこと」
Chapter6 死についてニュートラルに考える
https://mage-llan.jp/feature/2276/
https://note.com/magellan5/n/na769acedcfe6
 
  

みなさま、この地球で今この時に出会ってくれてありがとうございます。
また一年、この命を存分に使い、味わい、輝かせたいと思います☆
  
  
 
イベント当日の様子はこちらのエントリにあります。
https://www.facebook.com/kazuha.ogasawara/posts/2368216389856173
  

私たちを健康3.0に導くWEBメディア『Magellan』
【特集】生きて死ぬ私たちの「元気」のこと

chapter.1 「動く」という必須栄養素
https://mage-llan.jp/feature/1839/

chapter.2 精神の振れ幅を支える身体になるには?
https://mage-llan.jp/feature/1900/

chapter.3 レジリエンス〜光が溢れる場所へ!
https://mage-llan.jp/feature/1954/

chapter.4 「パフォーマンス」の実体とは?
https://mage-llan.jp/feature/1991/

chapter.5 現代人たちはもっと動いていい
https://mage-llan.jp/feature/2197/

chapter.6 死についてニュートラルに考える
https://mage-llan.jp/feature/2276/

小笠原 和葉

ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー 
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

http://pbm-institute.jp/