2018.5.23

ボレロ!!!!

ギエム バレエ フィギュア 熊川哲也 町田樹

 

 

ワタクシ、フィギュアオタクなのです。

小学生の頃からずっーーーーっと見ています。

好きな選手は・・・などと語ると、巻物のように長くなってしまうので

それは改めて語るとしまして、

今日は、こちらを。

現役を引退し今はスポーツマネジメントを学ぶ研究者であり

フィギュアの求道者、町田樹さんの新しい作品。

 

その演目は「ボレロ」!

 

ボレロと言えば、フィギュア界でも、バレエ界でもダンス界でも

数多くの名プログラムがあり、

ボレロを演目に選んでいる選手がいると「ほお・・・勇気あるな!」と

思う私です。

ちなみに、いやが上にも浅田真央ちゃんを思い出すラフマニノフのピアノコンチェルトを使ってる選手にも

「ほっほーー!勇気あるねえキミィーー!!!」と、意地悪なおばさんの顔になってしまうことも

告白しておきます。

 

それはさておき町田氏のボレロです。

 

本当に彼は、フィギュアの新しい可能性を切り開く挑戦を

膨大な研究を続けながら真摯に探求していて感動します。

数々の「ボレロ」へのオマージュが含まれているこの作品。

 

見終わったら、ズラッと並ぶ「関連ボレロ」にはまって抜け出せなく

なってしまいました・・・。

 

バレエでは、熊川哲也氏のボレロ。

 

 

バレエはそんなに詳しくないのですが、

ただ立っているだけの時の「体幹」だけで感動します・・・。

鍛え、整え、研ぎ澄まされ、全身のミリ単位でのコントロールを生み出している

その「体幹」から伝わるエネルギーと、地面へのつながり。

 

そしてギエムのラストダンス。

 

 

(最後に日本語のメッセージが入ったバージョンをご紹介したかったのですが見失ってしまいました・・)

全盛期はもっと・・という声もあることでしょうが、

この印象はどう言語化したらいいのでしょう。

私のボディーワークの先輩が、「心を込めてやる、っていうのは、正確にやる、ということ」だと

教えてくれましたが、まさにギエムのこのボレロから感じるエネルギッシュかつ端正な印象は

「正確さ」ということなのだと思います。

 

まず全身の知覚のマップが細かい。

意識とコントロールから外れているポイントが

全身にないのです。

そしてその網目のようなマップの各点を

あらゆる瞬間正確にコントロールしてながら全身からエネルギーを放っている。

見始めたら最後まで目を離すことが出来ません。

 

身体表現の世界って本当にたまりません!

関連動画地獄から、どうぞ私を救い出してください・・・。

 

ちなみに、フィギュアでボレロと言えばもちろんこれです。

 

 

そして、iPhoneでクラシックをシャッフルで再生したら一曲目に「ボレロ」、笑

おかしな形態形成場が発生してしまいました・・。

小笠原 和葉

ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー 
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

http://pbm-institute.jp/