連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
先日、テスラに乗って、
遠足に行きました。(※仕事です)
乗せていただくのはこれで3度目だったのですが
最初は、なんだこの車は、静かだなあ、しかもカッコいいなあと、
テスラと知らずに乗っていました。
今回初めて高速を走りまして、百数十キロのところまで
一気に加速する時、その未知の体感に衝撃を受けました。
ディズニーランドのスターツアーズ、みたいでした。
言葉で説明できない&車に詳しくないので何が違うのかよく分かりませんが・・。
その車を運転していらした経営者の方は、
「未来を体感するためにテスラに乗っているのだ」
とおっしゃっていましたが、
それがほんとうによく分かる経験。
(あと、ウィンカー出すと、勝手に自動運転で車線変更してくれる!!
私が自分で車線変更するよりよっぽど安全だ・・欲しい!笑)
私達はなんだかんだ「体感」ベースで世界観を組み立てています。
もし重力のない環境で生まれ育ったら
「上下」という概念はないでしょう。
少なくとも、みんなで共有する言葉としてはその軸を選ばないでしょう。
重い、という概念もないでしょう。
上から下へ、とか、落ちる、とか、
高いところから低いところに水が流れる、という前提がないでしょう。
テスラの加速を経験したときに、
ああ、新しい時代が来るんだなあと、体で理解しました。
加速とは、スピードとは、こういう感じである、という知覚が
刷新されていくんだなあと。
知覚の刷新は、おそらくそこから生み出されるあらゆるものを
変えていくと思います。
なにか人生の大きな出来事を経て、
「以前とは世界が変わって見える」
という経験をする時、変わっているのは「知覚」です。
知覚の変化が先に起こって、
認知、物事の見え方が変わるのですね。
テスラを始めとしたEVとか、バーチャルリアリティーとか、
新しいテクノロジーは私達の「知覚」を刷新していくでしょう。
ボディーワーカーとしては、その時私達の体に何が起こるのか、
にとても興味があります。
私は結構新しいものに関しては無邪気に楽しみにする方で^^、
概ねすべての進化を歓迎しますが、
私達の生き物としての側面は、その進化とどんなふうに折り合いをつけていくのかしら。
恐れるでもなく、考えないでもなく、
今のところはただただ、興味を持って見守っています。
小笠原 和葉
ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。