2018.7.16

梅ジャムを煮る時間

時間

反省しきり。

 

この一ヶ月、

充実していたものの、忙しすぎました。

 

特に、家族とゆっくり過ごし、

平日に追いつかなかった家事を片付けたり

娘と遊ぶはずの週末に仕事が立て続いてしまい・・。

(そしてその間にワールドカップに見ないといけないという

ハードさ!!それもやっと終わったよ!笑)

 

この3連休やっと、そんな何の予定もないいつもの

週末を過ごすことが出来ました。

 

放っておいたらずっと仕事をしてしまうくらい仕事好きな

私ではありますが、

汗をかき、カラダを動かして家事をすること、

動いた分だけきれいになったり

おいしいものが出来上がったり

確実に気持ちがいいことが起こる充実感と爽快感よ!

 

クウネル、とかに憧れはあったものの

けっして「ほっこり」した要素はない私ですが、

ムスメと味噌を仕込んだり、梅仕事をしたりする時間は

季節行事の力を借りた美しいリラクゼーションタイムです。

 

今年も青梅を買っていたのですが、

そんなこんなで週末仕事に出ているうちに

すっかり冷蔵庫の中で熟してしまい、今日はその熟した梅で

ジャムを煮ました。

 

「ジャムを煮る」

 

このなんだか、丁寧に暮らしていそうな響き!笑

実際には冷蔵庫で熟させてしまって慌てて煮ているわけですが、

しかも結構な力仕事で腱鞘炎になりましたが、

それでも

 

香ってくる梅の香りを味わいながら

火の加減を見ながら

しょっちゅう味見をしながら

ムスメと出来上がりを待つ時間は、

仕事とは違う時の流れを感じさせてくれます。

 

将来のビジョンやプランではなく

目の前の梅に注意を向け続ける時間。

 

ビジネスパーソンの間でマインドフルネスが流行る必然が

ちょっと分かった気がします。

 

先日写真家のスガワラヒロシさんと、奥様でモデル&ホメオパスの笑美子さんと

5時間のランチ(!)をご一緒させていただいた時、

 

 

 

「時間」は存在するのかしないのか、とか

時の流れについて、こってりと語って大変楽しかったのですが

何に意識を(もしくは注意を)向けているかによって、

時間の流れ方は違う。

 

仕事には仕事の時間の流れがあるし、

梅を煮ている時はまた別の時間の流れの中にいる自分を感じる、

マインドフルネス瞑想などをしている時は、

知覚する時間の粒子が、極限まで小さくなる感じがする。

 

感じ方が変わる、

というよりは、

川の流れが分岐するように、

別の時間の流れの方に別れていく感覚がある。

 

私たちは人生や生活の中で、

こうやっていろんな時間の流れをスイッチしながら

様々なレイヤーを生きているのだろうなと思います。

 

それにしても、この時間の流れの感じ、

お久しぶりすぎました、反省。

 

思考をフルに使っていると、

つい思考のスピードの時間軸を生きてしまって

「カラダの時間」を追い越しがち。

 

それは時々「意図的に使うモード」であって、

なんとなくそれがいつもの状態、となった時

ココロかカラダに変調を来すだろう。

 

梅を煮ながら、

久しぶりに感じる時間の流れが、

「カラダの時間」と一致した感じがしました。

 

梅ジャムを味わうたびに、

「カラダの時間」のことを思い出さねば!

 

それにしても、めちゃくちゃおいしく煮えたのでびっくり。

明日の朝ヨーグルトに入れて食べるのを、

ムスメとふたり、楽しみにしています。

 

すっかりほったらかしてしまったマゼランも、

またぼちぼち更新していきます。

 

 

 

※スガワラ夫妻のステキなWEBサイトはこちら。

写真家とモデル夫婦の「仕事と暮らし」

https://hxe.hiroshisugawara.com/

 

私も以前フォトセッションでプロフィール写真を撮っていただいた

時のインタビューを掲載していただいています。
https://hxe.hiroshisugawara.com/2211

小笠原 和葉

ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー 
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。

http://pbm-institute.jp/