連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
2018.5.15
この動画を見て以来、
辻井伸行さんのピアノにはまっています。
何というという透明感・・・。
最初の音がなった瞬間に胸を射抜く何かがある。
最近良く「成熟」ということについて考えます。
ひらめいたこと、感動したこと、悲しかったこと、
ついつい「熱いうちに」(笑)、
勢い良くアップしてしまうことが多いのですが。
悲しみも喜びも怒りも感動も、一旦自分の中で持ちこたえて、
一人のカラダの中であたためプロセスさせていくこと。
もやもややトゲトゲを、早急に解釈して名前を与えて言語化して、
これはナニナニだ、と確定してしまうのではなく
それらに時間をあげて、やがて形を変えて自分の一部になって行くのを
待つことの大切さ。
辻井さんは、blind pianist(盲目のピアニスト)と呼ばれることがありますが、
彼の静かな内なる世界で熟成され、珠のように磨かれたものが
音となって外の世界に放たれているような気がします。
カラダの中に生きているってすごいことなのだと、
彼の演奏を聞くたびに思います。
小笠原 和葉
ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。