連載・コラム
スイーツとの付き合い方を考える
落合陽一がニュースに出ているので見ていましたらこんなロボットが紹介されていました。
LOVOT(らぼっと)
「人を本当に幸せにするロボット」
ということで、
「役には立たず」、つまりこれといって機能はなく、
ただ愛され、可愛がられるためだけのロボットということのようです。
あのですね・・
かわいい、笑
かわいく感じさせ、愛着をわかせる工夫が満載です。
一匹をかわいがると、もう一匹が寄ってきてヤキモチ焼くとか^^
私はセラピスト向けの講座のときにいつも言うのです。
「セラピストは日経新聞を読んでほしい」と!
私たちは、哺乳類として、「人との社会的な関わりの中で感じるリラックスの感覚」が
必須の生き物です。(※)
けれど今この時点ですでに私たちはもう、
人と過ごすより、機械とコミュニケーションしている時間のほうが長い。
これから時が進めば、この傾向はますます大きくなるばかりでしょう。
「人との関わりの感覚への渇望」
もしくは
それが欠けていることによって起こってくる問題がもっと顕在化して来る。
セラピーやボディーワークの社会における重要さは増していくと、
日経新聞を読むたびにそれを肌で感じるのです。
こういう「愛着」のためのロボットのように、人とのつながりの感覚を
肩代わりしてくれる商品も、セラピーと同じ社会的役割を担うものになるのでしょうね。
こちら、昨日伺った企業でミーティングの終了時間を教えに来てくれたSONYのAIBOくん。
こんな使い方があるのですねー!かわいい♡
めちゃめちゃテンション上がってしまったけれど、目がカメラなのが怖い説・・・💦
自ら人との関わりの時間を減らす方向に進化して、
それを補うテクノロジーを開発するニンゲン、この寂しくて愛しきもの!
これもひとつの「自己調整」なのかも知れません。
※この時腹側迷走神経という副交感神経が活性します。
詳しくはこちらの書籍など。
「ポリヴェーガル理論入門: 心身に変革をおこす「安全」と「絆」」
小笠原 和葉
ボディーワーカー /健康経営コンサルタント/
プレゼンス・ブレイクスルー・メソッド®(PBM)ファウンダー
代替医療を中心として学術・臨床研究を深めながらさまざまな発信や
コラボレーションを通して新しい健康観「健康3.0」を探求している。
著書「システム感情片付け術」(日貿出版社)
クラ二オセイクラル・プラクティショナー(CHA)アシスタント・チューター
Somatic Experiencing®認定プラクティショナー
東北大学医学部大学院研究生
宇宙物理学修士
趣昧はフィギュアスケート鑑賞。一児の母。